2017年6月8日(木)の日記

ガルーダ カラー

 食玩「日本の生き物シリーズ」でツチノコが当たる確率が、本物のツチノコを見つける確率よりも低かったら、
 山の中でツチノコを見つけた人も「なんだ本物かよ……」って言うようになるんですよ。

 食玩「世界の野生動物」シリーズで雪男が当たる確率が、本物の雪男と出会う確率よりも低かったら、
 雪山で遭難中に雪男と遭遇した人も「ぎゃっ」って言うでしょうね。
 雪男、怖いからね。

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[ 2017/06/08 00:00 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)

6月3日(土)の日記

アイリス寝像

 豚や牛など肉用の家畜にストレスを与えないように飼育すると、肉が美味しくなるという話は聞いたことがあります。
「うちでは野山を自由に走り回らせているんです。だから美味しい。」
などと生産者の方が仰っているのもよく耳にします。

 ではもし仮に、豚や牛に高いストレスをかければかけるほど肉がおいしくなる、という研究結果が出ていたら、畜産家の方々は家畜に最大限のストレスを与えていたんでしょうか。
 道徳的、人道的な印象を考慮して、やっぱりそういう育て方はしなかったんでしょうか。
 それとも根性豚、ガッツビーフ、みたいな聞こえのいいネーミングでごまかすんでしょうか。

 
 ちなみに、家畜に対してストレスを与える方法は、窮屈で湿った寝床で寝かせる、反応の悪いマウスで仕事をさせる、靴の中に常に小石を入れておく、豚舎・牛舎の隣に責任能力を問われないタイプのやんちゃおじさんを住まわせ、豚舎の壁をドッタンバッタン叩き、やんちゃおじさんの年老いた母親が金切り声を上げてそれを止めようとして怒鳴り合いになり、やがて騒動を聞きつけた警察が来る、という一連の流れを深夜・早朝問わず連日ランダムな時間にやる、などがあるそうです。

 管理会社さんの方にもたびたび苦情が入っているものの、もう対処できないそうです。

[ 2017/06/03 00:00 ] X | TB(-) | CM(0)

2017年5月21日(日)の日記

ウルトロンΣ

 わし、田舎者じゃでわからんのじゃども、
 歯磨き粉の味がするけぇ食えんとは、どういうことじゃろか?

 そもそも歯磨き粉ちゅうのは、口ば入れても大丈夫な味しちょるじゃろ。
 歯磨き粉だら歯磨き粉の味がするけぇ口によう入らん、なんち話は聞いたことありゃあせんですわ。
 PCクリニカなんて、特に美味いもんね、味が。
 ありゃぁもちいと安うて、もりもり食べても体に悪うないもんじゃったら、わしトーストに塗って食とるよ。

 湿布の匂いばするけ食われん、ちゅうならまだわかるんですわ。
 湿布だら口ば入れるもんではねぇですもんね。

 まぁ飲むけんども。
 

 【 訳 】


 社会に出て人とコミュニケーションをとることはなかなかに難しいことだ。
 中でも特に難しいものとして「本音と建前」がある。

 人間には本音と建前がある。人前に出すべきではない本音を隠し、建前を述べることで、皆、社会の中で暮らしている。
 ……と思い込んでいるが、心理がたった2層しかない、なんてはずもなく、本当はもっと何層にも深い心理が人間を動かしている。
 そしてその深層心理のもっと奥には、生物としての本能が潜んでいる。
 もしかすると、更に奥があるのかもしれないが、それはもうわからない。

 多くの人が本音だと思っているもの、心の2層目にある、文章や音声で感じ取ることができるそれは、深層心理から伝えられた指示に過ぎず、本音とは、深層心理の言い訳であることを自覚できることは少ない。
 多くの人は、2層目の本音こそが自分の正直な気持ちであると信じて生きている。
 

 嫌いなものには言い訳がたくさん付く。
 生きていると、嫌いなものがなぜ嫌いかの理由を求められる場面が多いからだ。
 たくさんの情報を目にし耳にする中で、使えそうな言い訳を知ると、それは自然と第2層の本音に取り込まれていく。言い訳であることを忘れ、まるであたかも自分の純粋で正直な感情であるかのように錯覚したまま生きていく者も多い。

 それが本当に正直な感情なのかどうかは、本人よりも周りの人間の方が判別しやすかったりするのだが、
「健康への害、社会正義、そんなもの本当はどうでもよくて、あなたは○○が嫌いなだけだろう。そしてそれが何故嫌いかというと、廻り廻って自分の都合が悪くなるからだ。」
 などと言われても、当人は自覚がないもんだから、愛や優しさ、常識やかわいそうといった耳触りのいいバリアに阻まれて、核心を突いた指摘にハッともならないのが常である。
 指摘された方は的外れな指摘だと思うだろうし、指摘した方は認めたくないから嘘をついているのだ、と感じるだろうが、どちらも正しく、どちらも間違っている。
 互いに見えているものが違うからである。

 人間の行動原理はもっと原始的なものだ。
 技術が進み、生活様式が変わって、人間は本能による支配から抜け出した特別な動物なのだ、と勘違いすることもあるが、洞窟に住んで狩りと子育てに終始していた頃から中身の中身は何も変わっていないのだ。
 傲慢になり過ぎてはいけない。


 自分が同様の指摘をされた時、それを受け入れることができるのか、というと、それも怪しい。
 自分も、自分自身の深層心理を正しく自覚できていないからだ。
 ただ、食えない指摘だと無碍に突っぱねることが正しくないことは、他の例を見てなんとなくわかるので、

 まぁ一旦飲むけれど。


[ 2017/05/21 00:00 ] X | TB(-) | CM(0)

2017年5月10日(水)の日記

ペガソルタ・エクレール

 地雷探知アプリを見ながら地雷原を歩いていたら、向こうから来た自転車に気づかずにガッシャーン。


 セルフレジで108円の商品を買うでしょ?
 財布を見たら8円はあるのに100円玉がないので、仕方なく1008円で払おうとして、まず1000円札を入れて、続いて8円を入れようとした時点でもう892円がザーって戻ってきちゃう。1000円札を入れた時点で料金が足りてるから、料金投入を勝手に締め切っちゃうんだね。
 このシステム、使う側が覚えりゃいいんだけど何とかならんか、と不満に思っていたら、同じような被害にあった方からの苦情が多数あったのか、料金を入れる際に音声で

 「料金は、小銭から先に投入して下さい。」

 って、言うようになったんですよ。

 なるほどな、ちゃんと対応するんだな、とは思いましたよ、最初は。
 でもさ、小銭から先に、では、根本的な解決にはなっていないじゃない。
 弱兵から先に突撃せよ、だと、弱い順に散っていくかもしれないけど、小銭から先に、という言葉には、硬貨の値段の小さいものから順に、という意味はないでしょ? 紙幣と硬貨があった場合、硬貨を先に、という意味だと……思うんだけど。
 セルフレジで108円の商品を買うでしょ? 財布を見たら8円はあるのに100円玉が1枚もなくて、かわりに500円玉があった場合。結局500円玉から入れちゃう可能性があるじゃない。500円だって小銭なんだから。で、続けて8円を入れようとした時点で392円がザーって戻ってきちゃう。
 お札から入れないことで、被害は小さくなっているのがせめてもの救いかな、と思いきや、一番大きな問題であるところの「余計な92円が戻ってくる」という部分が全く同じなので、被害も小さくなってません。これは巧妙なペテンだ、すっかり騙されたぞ。


 それから数ヶ月。
 そんな問題を解決するためか、セルフレジが更なる改良を加えられてましてね。
 投入した料金が商品の代金に達した時点で、

 「料金の投入がお済みでしたら、画面の『おわりボタン』を押して下さい。」

 って音声が流れるようになったんですよ。そう、これだよこれ! 終了のタイミングは最初からこっちにゆだねてくれよ!
 これで勝手に入金を締め切られることもなくなり、安心して8円を入れることができるようになったわけです。


 ただなぁ……
 「おわりボタン」って、押すたびぞわぞわするんだよなぁ……。 

 だって「おわりボタン」ですよ?
 どくさいスイッチ、人生やりなおし機、おわりボタンですよ?
 それが「料金投入おわりボタン」だなんて誰も言っていなくて、何が終わるのかもわからないおわりボタンを、みんなひょいひょい押してるんだもの。そりゃ怖いよ。
 押した瞬間、ドッカーンとかじゃなくて、こう、全部がブツッ      -おわり-     ってなる可能性だってあるのにね。

 また、終了とか完了とかではなく、終焉とか終末みたいなかっこつけた名前でもなく、FINISHボタンみたいな達成感のあるものでもなく、ひらがなで「おわり」っていうのが、なんというか本能的に怖いんだ。
 いや、わかるよ? セルフレジなんて目の悪いお年寄りから漢字の読めない子供まで、みんなが使えなくちゃいけないから、ひらがなで「おわり」にしているんだというのはわかってるのよ。

 全員に配慮した結果、世界に訪れたのがこの「おわり」なんだと思うと、真の平等とは、最終的にこういうことなのかもな、と思わずにはいられません。

[ 2017/05/10 00:00 ] ゼロ | TB(-) | CM(0)

2017年4月19日(水)の日記

ショベルナイト


 打った瞬間に自分でもハッキリわかるほど弱い当たりだった。
 打球はボテボテと転がりながら、母を見つけた幼稚園児のように、ピッチャーのグローブめがけてまっすぐ吸い込まれていく。
 1塁までは間に合うまい。せめてやる気だけでも見せておこう。
 そう思い、1塁に向かって走るポーズだけとっている私の視界に映ったものは、2塁に向かっていたはずのランナーが、ゲッツーを恐れたんだか何なんだか、1塁に戻ってくる姿であった。それに引っ張られるように、2塁、3塁、にもランナーが戻っていく。なんなんだお前ら、そろいもそろってパワプロなのか。
 かくして進むべき塁を先輩ランナーに取られてしまった私は、やむにやまれず本塁へと引き返した。ピッチャーも見慣れぬ事態にあたふたと慌てたのだろうか、どこにも送球することができずに、ランナー本、1、2、3塁の超満塁を迎えたのである。

 ランナーがホームに立っていても、次のバッターの打席はやってくる。
 そして当然、ピッチャーの投球も、本塁である私目掛けて投げ込まれることになる。
 多少は遠慮してくれるかな、なんて甘いことを考えていた私の頭蓋を貫くかのように、150km/hのストレートがスッ飛んできた。
 間一髪でしゃがんで避けた私の頭上スレスレを、バッターのバットが屠殺ハンマーめいて振り抜かれる。風圧でヘルメットが脱げ、セカンドの足元まで転がった。
 その時の様子を客席で見ていたお嬢さんの中には、てっきり私の頭が飛んだものと勘違いし、気を失った者も多くいたと聞く。

 球場がシン……とした静寂に包まれた。

 頭を抱えてちょっと泣く私。
 審判が新しいヘルメットを持ってきて、危ないよ、とだけ声をかけてくれた。
 危ないのは私が一番よく知っているのだ。心配するなら代わってくれまいか審判よ。


 ピッチャーが次の投球準備に入った。
 バッターにボールが当たればデッドボールだが、ランナーにボールが当たっても故意でない限りデッドボールではない。
 そして、ピッチャーとキャッチャーの射線上のど真ん中に私がいるので、むしろ私が投球、もしくは守備の邪魔をしていることになるのだ。
 逆に大義名分を得たピッチャーは、敵チームの選手である私に、合法的にボールぶつけ放題の状態にある。
 あぁ、守備妨害とは一体、どんな罪に問われてしまうのだろう。何年くらいの懲役だろうか。罰金はおいくらほどだろうか。足枷の重りは何kgあるのだろうか。せめて、1アウトくらいで済む罰だったらなぁ!!

 塁を離れてリードを取ったら、即座にピッチャーの投球が飛んでくるので、塁を離れることもできない。投球と牽制が一体型になっているのは、なんと恐ろしく無駄のない守備であろうか。
 
 獲物を追い詰める毒バイパーのごとく、ボールを手で弄んでニヤリニヤリと笑う相手ピッチャー。
 私は意を決して、本塁の上で大きく体を広げて立ってみせた。
 その行動に相手ピッチャーは少し驚いていたようだったが、すぐさま先ほどの嗜虐的な笑い顔を取り戻し、ボールが手の中で変形するほど強く握り締める。そして、大きく振りかぶり、投げた。
 ボールは私のみぞおちを貫通する殺人コースを、160km/hでカッ飛んできた。

 今だ!!
 私はバッターにそう合図して、垂直に高く跳び上がった。
 さっきまで私のみぞおちがあった場所を狙うコースは、バッターから見れば絶好球だ。相手ピッチャーはまんまと私の挑発に乗ってきたのである。
 私の目論見を理解したバッターが全力込めてバットを振り、飛び上がった私の足元スレスレで、ボールとバットが激突した。
 快音を響かせた打球は、スタンドに吸い込まれていく。
 一挙5得点の、超満塁ホームランだ。 

 
 ……これで得点は5-7。
 5点取ったにもかかわらず、まだ我がチームは相手に2点のリードを許している。
 ゆっくりと塁を回りながら、この先でどうにか点を取り返すことを考えていると、私の前を走っていた先輩ランナーがホームを踏み、再び一塁に向けて走り出した。
 まさか……この期に及んでもう1周走る気なのか?
 私は5点程度で満足していた己の小ささを恥じつつ、先輩ランナーに誘われるがまま、一緒に2周目を回り始めたのだった。
 俺たちの逆転劇はこれから始まるんだ。

[ 2017/04/19 00:00 ] 未分類 | TB(-) | CM(2)
プロフィール

ナポ

Author:ナポ
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