2017年7月14日(金)の日記

チャージマンと水分補給

 チャージマンは水と石炭で動くって話だけど、経口摂取で合ってるのかなぁ。
 違うような気もするけど、口からバクバク食べて欲しいんだよなぁ。


 頭からたとえ話で申し訳ないんだけどさ。

 私はね、「変なものを食べて生きている生き物」の話がしたいの。
 最低でも「砂の表面についたプランクトンを主食としているため、一日中砂をせっせと口に運んでいる。」
 みたいな話が聞きたいし、欲を言えば
 「鉱物を消化できる酵素を体内に持つため、主に土砂や岩石を食べる。石油を飲んでいたという記録もある」
 「背骨に沿って並んだリング状の器官は電磁石によく似た構造となっており、惑星からの微弱な磁場をエネルギーに変換するので、餌を食べる必要がないのだ!!」
 みたいな話が聞きたいの。

 それなのに、
 「食パンに佃煮を乗せると意外と美味しい」「わかるー」
 みたいな話をされても興ざめですよ。意外なちょい足しグルメの話がしたいわけじゃねぇんだ。
 ましてや
 「こしあん派の俺にとってつぶあんは食べ物じゃない。あんなもの食べる奴はどうかしている」
 みたいな話始められてもさ、困っちゃうわけ。君のこだわりは知らないし、普通の食べ物だし。


 だからといって、私が正解で他が間違っている、と言う話ではないのね。
 その場の全員が意外なちょい足しグルメの話題なんだと認識していたなら、そっちが正しい。
 ただ、私が悲しい、という、そういう話をしておる。
 多数決で言えば、間違っているのは私なんだ。


 人間、何に興味があって何に興味がないかというのは個人によりけりなんだけど、食事をしたことのない人間というのは存在しないから、食べ物の、とりわけ人間の食べ物の話題というものは、本能的にも多くの人に興味を持たれやすい。
 それゆえに、食べ物の話題には強力な引力が発生しており、みんな普通の食べ物の話題に引かれて落ちていってしまう。そりゃグルメ漫画も増えるわけだわ。空を飛んだと思っても、せいぜい意外なちょい足しグルメが関の山だ。うわー、わさびソフトクリームだって、とか言っちゃう。
 私と一緒に岩石を食ってくれていた仲間でさえも、やがて心が弱った瞬間に引力にとらわれ、黒曜石には焼肉のタレをかけると美味い、みたいなことを言い出す始末。
 目を覚ませ! それなら普通に肉食ったほうがよかろう!! 我等ロックバイターは岩を食むそれゆえに、地球上から人間の食べるものがなくなっても我等だけ生き延びられる、そういうところが強みだったんじゃないのか!……まぁ、奥さんや旦那さんになる人は普通にお肉や野菜を食う人だから、子孫は残せず結局滅びるんだけどさ!

 普通の食べ物を食べる人が、変に気を利かせて岩に醤油をかけてくれたんなら、まだわかる。それはわからんなりの好意だ。
 ただ、岩が主食の人が、自分から岩に味つけだしたらダメだろうが。食べ物の引力に負けちゃ、ダメだろうが。
 コールドストーンはアイスを売る店であって、アイスを乗せた岩ごと食わせる店ではないだろうが。
 別々に食えよ。


 ……違う違う、たとえ話にしたせいで、私が岩石を食うみたいになってしまった。
 そうじゃないんだ。私は岩石を食う人のところに、珍しい石を持っていって、食べてくれるかな? と見ているのが好きなんだ。
 私は岩は食えないが、岩食む彼が語る美味い岩、こだわりの岩、いつか食べたい岩の話は、興味をもって聞きたいと、そう思っている。

 最後までたとえ話で申し訳ないね。


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[ 2017/07/14 00:00 ] 無印 | TB(-) | CM(2)

2017年7月7日(金)の日記

2017年年賀状 酉年 ロックマンX

 今年も半分が過ぎたので、知り合いに配った年賀状でも。


 ニンジャスレイヤーの最新刊を読んだ。
 ホーリーヤブのマニ・ガトリングガンは痺れたなぁ。信仰と、暴力と、祝福と、テックが四つ巴のように互いに喧嘩しあう形で、それでいて、デザイン的にはなんら疑問が湧かないほどに、円筒形のマニ車が円筒形の銃身に馴染んでいる。
 高速で回るものには、とりあえずマニ車を仕込んでおいて損はないのである。思い上がったことを言わせてもらえば、何故先に自分で思いつけなかったのか悔しくなるくらいだ。

 マニ車をガトリングガンとして回すことで、読経したことになるのは誰なのか、誰に功徳ポイントが入るのか、という疑問はある。
 ホーリーヤブ(戦闘マシン)自身なのか。
 ホーリーヤブを作った人なのか。
 ホーリーヤブを設置した人なのか。
 それとも周囲の空間全体に、読経の効果がいきわたるのか。
 などと疑問に思っていたら、作中ではマニ車を超高速で回しつつ弾丸を発射することで、発射される弾丸がありがたくなる(聖なるものになる)、という内容のことが書かれており、腰が砕けた。属性付加装置みたいな解釈でよいのだろうか。
 そのありがたい弾丸でやっていることは周囲の仏像の破壊なのだから、ありがたいとは何なのか。

 思えば、家の近所で本場の人が経営しているカレー屋さんでも、レジの横でソーラーマニ車が回っていた。
 ソーラーで回したマニ車の功徳ポイントは一体誰の懐に入るのか? というのは同じ疑問ではあるものの、誰の懐に入るのか、なんて考えそれ自体が、己が己がで他人を蹴散らして蜘蛛の糸を掴むような自己利益追求の卑しい行為であり、読経や修行の目指すものとは真逆の考えであるような気は する。
 カレー屋さんは、お店にマニ車を設置することにより、店内全体をありがたくしようとしてくださっておったのだ。お部屋の消臭力みたいな使い方なんですね。
 屋外にあるソーラーマニ車も、水力マニ車も、誰が読経したことになるとかではなく、中空に読経の効果を放出して、世界のみんなでありがたくなるものなのか、と思えば、なんとなく納得もいく。
 それでいて、マニ車は宗教によって回転方向が決められており、逆回転させた者には悪い業が生じるのだそうだ。逆回転の責任は個人に帰結するみたい。なるほど厳しいぜ。
 悪の軍団が逆回転ソーラーマニ車を大量に設置して、悪い業を地球に蔓延させるような話も考えたけど、そうすると悪い業が地球ではなく悪の組織に返ってきちゃうのね。これではいかん、やり直しじゃ、やり直しじゃ。

 ……ニンジャスレイヤーでは、2本の自動マニローラーの間に侵入者を突っ込んで圧殺するシーンが書かれていたが、それだと1本は確実に逆回転してるよなぁ……あんまり真面目に考えるのもなんだが。


 しかし、これ回したら回した数だけ読経したのとおーなじ、なんて最初に言い出したのは誰なのか。調べたら答えが出てくるかも知れないけれど、私のサーチ力では答えまでたどり着くことができなんだ。
 文字が読めない人、声が出せない人など、訳あって読経できない人でも同じように功徳が積めるようにと開発された、と考えたいところではあるが、ソーラーや水力までいくと、楽しようとしてる感は否めないしなぁ。
 じゃあ、楽することはダメなことなのか、貴方の信じるあの方は、そんなことすら許してくれないのか、と言われると、いや、きっと……その……許してくれるんじゃない の か な ? 優しいし。信じてる。うん、きっとそうだって信じてる。といった様子で、暖簾にマッセを打つような、角度も力の行き場もふわふわした問答をせざるをえなくなるのだ。
 「楽すること」を「工夫すること」に置き換えると、更に判断は揺らぐ。

 大きいつづらと小さいつづらを用意され、欲張って大きい方を選んだら罰ゲームでした、という教訓めいたお話が古来日本に存在するが、大きい方を選んだから欲張りというのは、今思うとずいぶん善悪の判断が雑だ。大きい車と小さい車、好きな方をプレゼントしますと言われたら、小さいほうを取りますよ。
 謙虚とか遠慮じゃなくて、駐車が、下手だからな!!


 ソーラーや水力で工夫してマニ車を回すことは、善いことであって悪いことじゃない、と考えよう。なぜなら、それらが以前から存在しているからだ。この世にすでに存在しているものは、極力肯定していこうというのが、私の第一主義である。
 そうすると今度は、本場チベットの寺院などに存在する、巨大マニ車の存在意義がややオボロゲになってくる。

 大きいマニ車は小さいマニ車に比べて経文がたくさん彫ってあるから、1度の回転でたくさん読経したことになるのか。
 しかし、そのためにマニ車を大きくすれば大きくするほど、逆に回す労力は増すばかりであり、1回で読んだことにできるお経の量と、回転に必要なエネルギーの最適な落としどころを考えようにも、合理的な考え方ってここで発揮すべきなの? と誰かが耳元でささやく。かといって、苦労して回すことでより功徳ポイントが高まるのだとしたら、そもそもマニ車って……という話だ。
 尚且つ、大きいことで誇示したい寺院側の心情も見え隠れするし、参拝者の「どうせなら大きいの回そう」感もある。

 合理性、根性論、権威とエンターテインメントが四つ巴のように互いに喧嘩しあう形で、その混沌が全てを飲み込みなんとも言えないエキゾチックさを生んでいる。ありがたい気持ちになる。それが巨大マニ車だ。
 きちんと言葉で説明できて納得できるものは、その実そんなにありがたくないのだ。幽霊は怖いが枯れ尾花は怖くないのだ。


 今からこの混迷装置を超えるには、原子力で超巨大マニ車を高速回転させてみて、何が起こるのかを観察するくらいか。
 あまり巨大な物体を高速で回転させると、ジャイロ効果で地球の自転に影響が出そうなんで、できれば宇宙でやっていただけるとありがたい。そうすると、スペースコロニーを巨大なマニ車にしてその中に住むとか、そういう方向に行くのかもしれない。もともと回転してるものだし。
 チベタンコロニーって、ってっきりそういうものかと思っていた。

 

 世間ではハンドスピナー・マニ車やマニ車アプリが登場しており、マニ車ブームが来ているのかなと感じていたが、ふたを開けてみるとそうでもなかった。
 みんなもっとマニ車について真剣に考えたほうがいいよ!!

[ 2017/07/07 00:00 ] X | TB(-) | CM(0)

2017年6月29日(木)の日記

プロテクタス・ザ・ゴアロイド

 私がこうしてダラダラ日々を過ごしている間に、うちの母親もすっかりいい歳になりましてね。
 もう山に捨てに行かなくちゃならない年齢になっちゃったんですよ。
 殿様のお触れで。
 働き口と食い扶持のバランスがなんとやらで。

 幼い頃から他の家のお年寄りが捨てられていくのは見ていたんで、覚悟はしてるつもりだったんですけど、いざ自分の母親となってみると、やっぱり涙出ますよ。だってずっと一緒にいた自分の母親だもん。
 年寄りといってもまだまだヨガ教室に通うくらい元気あるし、ハンバーグ300gくらい食ってビールも飲むし、別に捨てなくてもいいんじゃないの? という疑問も悪あがきのようにムクムクと湧いてくるもんで。今と昔じゃ生活も変わっているから、同じ年齢でも健康状態が全然違うって言うじゃないですか。青年のモラトリアム期は今じゃ30代を過ぎても続くとも言うし。
 母本人にも、捨てたフリだけしてどこかで一緒に暮らそうか、みたいな泣き言を事を言ってしまったんですが、本人は肝が据わっていたようで、ダメだよ、お触れに逆らっちゃアンタのためにならないんだから、と、逆に厳しくたしなめられてしまいました。
 私もいい歳して何してるんでしょうかね。まだモラトリアムなんでしょうかね。


 山の奥に着くと母は、アンタが私と同じ歳になってここに来るまで待っててあげるよ、カフェでも開いてさ。なんて冗談を言うので、冗談にのって軽口で返してあげようとしたんですが、無理でした。
 歯を食いしばって、涙こぼしながら笑ってみせるのが精一杯でした。
 そんな顔を見られたくなくて一度背を向けたら、もう二度と振り返れなくなっちゃって、そのまま山を降りました。
 その日は母のいない家に帰る勇気が出なく、漫画喫茶で時間潰して、登山靴のまま翌朝会社に行きました。


 それから間もなくして。

 国に大きな外交問題が発生したんです。殿様が隣の国の殿様と揉めて、相手の機嫌を少しでも損ねたらお国存続の危機という一触即発の事態に、国の民も皆ピリついたムードでした。さすがに。
 隣の国のお殿様はどうやら懐メロがお好き、ということで、機嫌を取るためにテレサ・テンとか歌える人に募集がかかったんですが、いかんせん上の世代がいなくなってしまっているので、誰も歌えなくて。
 そんな中で一人だけ、懐メロにやたら詳しいやつが、オフコースとかガロとかギター弾き語りで演奏したら、隣のお殿様の機嫌もすっかりよくなって、外交問題が嘘みたいに解消しちゃったんです。
 喜んだ殿様が、その世代じゃないのにお前詳しいな、なんて聞いたら、そいつ実は山に捨てるべき年齢を超えた母親を捨てられず、こっそり自宅に匿っていて、その母に教えてもらったんです、などと言うもんですから、やっぱり上の世代の文化は必要だね、ということになり、そこから、山にお年寄りを捨てるお触れが撤廃されたんですよ。


 その時ギターの弾き語りをした奴というのが、私が母を捨てた次の日に、自分の母親を山に捨てていたはずの奴で。


 年老いた親を捨てる決まりがなくなったのはもちろん善いことだけど、正直に捨てた私の気持ちよ。
 結果的に、最後に貧乏くじ引いていた私の気持ちよ。
 私は捨てたのにお前らは捨ててなくてズルい、捨てろ! とは言わないよ、さすがに。でもさ、私のこの気持ちよ。
 誰も悪くねぇんだ。わかっちゃいるけど誰も悪くなんかねぇんだ。
 なのに胸の中を這いずる、黒くて長い犬の群れのようなこの私の気持ちよ。

 お前にもっと人情があれば、あいつと同じように母親を匿ったはずだ、とまで言われるんですよ。
 私だって慌てて山に母を迎えにも行きましたよ。
 行かなきゃよかったって、すぐに思いましたけどね。

 
 お触れの撤廃に大賛成してた殿様とその周りの人たち、今年でいくつなんだろうなぁ。
 カフェのマスターでもやろうかな、母に代わりにあの山で。

[ 2017/06/30 02:15 ] ZX | TB(-) | CM(0)

2017年6月8日(木)の日記

ガルーダ カラー

 食玩「日本の生き物シリーズ」でツチノコが当たる確率が、本物のツチノコを見つける確率よりも低かったら、
 山の中でツチノコを見つけた人も「なんだ本物かよ……」って言うようになるんですよ。

 食玩「世界の野生動物」シリーズで雪男が当たる確率が、本物の雪男と出会う確率よりも低かったら、
 雪山で遭難中に雪男と遭遇した人も「ぎゃっ」って言うでしょうね。
 雪男、怖いからね。

[ 2017/06/08 00:00 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)

6月3日(土)の日記

アイリス寝像

 豚や牛など肉用の家畜にストレスを与えないように飼育すると、肉が美味しくなるという話は聞いたことがあります。
「うちでは野山を自由に走り回らせているんです。だから美味しい。」
などと生産者の方が仰っているのもよく耳にします。

 ではもし仮に、豚や牛に高いストレスをかければかけるほど肉がおいしくなる、という研究結果が出ていたら、畜産家の方々は家畜に最大限のストレスを与えていたんでしょうか。
 道徳的、人道的な印象を考慮して、やっぱりそういう育て方はしなかったんでしょうか。
 それとも根性豚、ガッツビーフ、みたいな聞こえのいいネーミングでごまかすんでしょうか。

 
 ちなみに、家畜に対してストレスを与える方法は、窮屈で湿った寝床で寝かせる、反応の悪いマウスで仕事をさせる、靴の中に常に小石を入れておく、豚舎・牛舎の隣に責任能力を問われないタイプのやんちゃおじさんを住まわせ、豚舎の壁をドッタンバッタン叩き、やんちゃおじさんの年老いた母親が金切り声を上げてそれを止めようとして怒鳴り合いになり、やがて騒動を聞きつけた警察が来る、という一連の流れを深夜・早朝問わず連日ランダムな時間にやる、などがあるそうです。

 管理会社さんの方にもたびたび苦情が入っているものの、もう対処できないそうです。

[ 2017/06/03 00:00 ] X | TB(-) | CM(0)
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Author:ナポ
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